コア・コンピタス経営について
日付:2016年03月19日

まず、コア・コンピタスとは他社に提供できないような利益を顧客にもたらすことです。
ひいては、企業が自社のコア・コンピタスを発見・策定することにより、独占に近い状態になることができます。
よって、経営者の方には自社のコア・コンピタスについて考えてもらうことを最優先に伝えています。
コア・コンピタス経営は「コア・コンピタス経営」という本をハメル&プラハードが提唱しているものです。
コア・コンピタスでよく経営者の方が勘違いすることがあります。
それは、「コア・コンピタスは他社に真似できない商品を作ること」と思うことです。
コア・コンピタスとは商品がいいとかではなく、「スキル」です。
そのスキルで企業は根本的な利益を顧客に提供することであり、企業力がコアであるかどうかの1つの区別は顧客の利益が中心にあるかどうかということです。
この考えを理解したうえで、この発想を実務ベースに置き換えなければなりません。この考えと実務が融合した時、企業の進路は未開拓の競争スペースに向かうことができます。
そして、経営者は従業員にこの「コア・コンピタス」の考え方を浸透させることを最優先に考えなければなりません。
それが、企業の存続と発展に関わる最大のポイントとなるでしょう。
企業は生き物です。
経営者の価値観・倫理観がそのまま企業ひいては従業員の考え方に浸透されます。
経営者は「創造」することが仕事です。
皆さんも、商品開発やサービスを提供する時は、この「コア・コンピタス」を念頭において、企業の舵取りをしていきましょう。
弊社、FP事務所TYCHEでは、このような「経営の仕組みづくり」のお手伝いもさせていただいております。
もし、ご興味のある企業様がいましたら、お気軽にご連絡ください。
皆さんもこの機会に、今後企業をより発展させていくために「企業の右腕」を手に入れませんか?
当事務所は経営者様のNo.2をモットーに一緒に考えていきます。